最近はひとりでクレジットカードを複数所持している人も多いですね。外食やショッピングでもカードを使う人は多いでしょう。
ところで、クレジットカードには暗証番号が設定されているのですが、複数枚使い分けしていたり、番号を変更しているうちに忘れてしまうことはありませんか。
今回は、著者が経験したことのある「暗証番号忘れ」と、その対処方法をご紹介します。
番号忘れの経緯
著者は、ショッピング用に2枚カードを使っているのですが、そのうちの1枚がJCBカードです。普段はもう一方のカードを主に使い、そちらの暗証番号は覚えているので、問題なく使えています。
海外旅行でもこの2枚を使うのですが、ある国のレストランで、いつものカードを使おうとしたら、店の方の端末が反応せず他にないかと聞かれました。
そこでJCBカードを使おうとした時に、暗証番号が思い出せなかったのです。サインではなく、その店はICチップ対応のカードリーダーだったので、コード(暗証番号)を入れるようにと言われました。
2度程入力したのですがだダメで、結局現金で払うことになりました。
暗証番号の照会の方法
お客様センターでは番号照会できない
帰国後、JCBのお客様センターに問い合わせ、番号照会しようとしましたが、電話ではセキュリティ上通知はできないことを知りました。
そこで「暗証番号サービス」というものがあることを教えてもらいました。
暗礁番号サービス
暗証番号サービスとは、年中無休24時間自動音声で行っているサービスで、暗証番号の変更と、暗証番号通知書の請求を受け付けているところです。著者のような番号忘れの場合は、後者の請求が必要となります。
- カードの番号
- カードの有効期限
- 支払口座の番号の一部
これら必要事項を、ガイダンスに従って入力すれば、手続きは完了します。その後、約1週間で登録住所あてに、書面で番号を通知してくれます。
その他注意すべきこと
暗証番号を変更したい場合、旧番号がわからなければ換えられないので、一旦上記の番号通知書の請求をした上で、音声ガイダンスで新しい暗証番号を登録することになります。
感想
現代は、何かにつけ手続きを踏まなくては解決しないということを実感しました。すべての暗証番号を統一すれば楽なのですが、それもまたセキュリティ上リスクがありますね。旅行先での番号忘れは幸いトラブルにもならなかったので、良かったと思います。
これを機に、自分の使っている様々な暗証番号を見直すこともできたので、良い経験だったと言えます。
おわりに
参考になりましたか。カードに関して様々な犯罪も横行していますので、自己管理は必要ですね。
セキュリティ強化の為、不便なこともありますが、仕方ないですね。あわてることのないように、しっかり暗証番号は確認しておきましょう。
(Photo by 足成)